本会は、知的障害教育分野を中心に、子ども主体の生活を大切にする生活中心教育のよりよい実践とあり方を、建設的かつ積極的に探究することを目的に設立した、教育実践者や研究者が集う研究会です。
子ども主体の生活を大切にする教育の探究は、知的障害教育の先生方を中心に、全国各地でそれぞれに自主的な研究会として行われてきました。
平成11年2月には、その中核となる研究会として、全国規模で、「第1回生活中心教育研究会」が千葉で開催されました。以後、毎年研究会を積み重ね、平成15年には会則を備えた「生活中心教育研究会」として正式な研究会として組織。
平成18年には「日本生活中心教育研究会(Society for Life-Centered Education Studies of Japan )」と名称を変え、全国各地の活動のより一層の活性化と交流を図るとともに、生活中心教育の充実・発展を目指してきました。設立時期や規模は異なりますが、現在、熊本、長野、山形、岩手、佐賀、石川、千葉、福岡、高知など各地で研究会がもたれています。
全国の中核である本研究会では、事務局を明治学院大学に置き、研究会の開催や年2回の機関誌の発行、ニュースレターの発行、書籍の出版、各地研究会の支援などを行っています。
「能登半島地震」のお見舞い
1月1日に発生しました「能登半島地震」により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と被災地の復興と被災された皆様の生活が一日も早く平穏に復することをお祈りします。
2024年1月6日 日本生活中心教育研究会 会長 佐藤愼二