イベント 2006年度 公開シンポジウム
テーマ
知らされなかった核兵器の脅威
朝鮮半島の非核化だけでなく、西アジアではイランの核開発疑惑、南アジアでは米印原子力協力協定と、近年、核問題に新たに焦点があてられ、「第二の核時代」という言い方もされるようになっています。今回のシンポジウムでは、昨年5月と8月に大阪、広島地裁で、そして今年1月には名古屋地裁で、それぞれ判決が出たことが記憶に新しい「原爆症認定集団訴訟」が提起している深刻な放射能被害の実態と、それが戦後、米軍によって隠蔽され、正面からの取り組みが立ち遅れてしまったという問題とに、焦点をあてました。私たちが核兵器の廃絶をなぜ目ざさなくてはならないのか、その原点をあらためて確認できればと思います。
開催日時 |
2007年3月3日(金)10時-17時15分 |
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開催場所 |
明治学院大学 白金キャンパス本館 10階大会議場 場所詳細はコチラ |
共催 |
明治学院大学国際学部付属研究所 グローバルヒバクシャ研究会 |
申込み方法 |
申し込み不要・参加費無料 お気軽にご参加ください |
大学構内および近隣に駐車場はございません。 公共交通機関をご利用ください。 |

プログラム
10:00-10:15 | 主催者問題提起 高原 孝生(明治学院大学国際学部付属研究所) |
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10:15-12:00 | テーマⅠ:なぜいま原爆症認定集団訴訟なのか ・甲斐 昭 (愛知訴訟原告・被爆当時18歳。投下直後広島市中心部で救援活動に従事) ・友谷 幾 (東京訴訟原告である故・齊藤泰子さんの母。泰子さんとともに入市被爆) ・樽井 直樹(弁護士・愛知弁護団) ・司会及びコメンテーター 田部 知江子(弁護士・東京弁護団) |
12:00-13:30 | ランチタイム *資料映像上映予定 |
10:15-12:00 | テーマⅡ:残留放射線と内部被曝 ・沢田 昭二(名古屋大学名誉教授・素粒子物理学) ・齋藤 紀(医師・福島生協病院(広島市) 院長) ・コメンテーター 内藤 雅義(弁護士・核兵器廃絶市民連絡会) ・司会 大木 昌 (明治学院大学国際学部付属研究所) |
15:00-15:30 | コーヒー・ブレイク |
10:15-12:00 | テーマⅢ:封印されたヒロシマ・ナガサキ ・高橋 博子(広島市立大学広島平和研究所) ・ 永井 豪(岐阜新聞 編集委員・論説委員) ・コメンテーター 竹峰 誠一郎(早稲田大学・院生) ・司会 孫 占坤(明治学院大学国際学部付属研究所) |
17:00-17:15 | まとめ 司会 中川 重徳(弁護士・東京弁護団) |
お問い合わせ先
国際学部付属研究所
TEL. 045-863-2267 (受付時間:平日 10時半-16時半)
Email: frontier(at)k.meijigakuin.ac.jp
※ (at) は @ に置き換えて下さい.
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