2002年1月2日より2002年1月4日まで
西表島祖納部落は、稲作を生業として、数々の年中行事で比較的によく 保たれている点で、沖縄県下の島社会の中でもユニークな存在である。一月初旬に催される「生年祝」は、その年の生まれの村の成員が合同で長命を寿き、村人の祝福を受ける行事である。 祖霊信仰による御獄の祭り、盆行事などとの関連で、相対的に新しいこの行事の位置づけが必要である。
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