出張報告

勝俣 誠

 

▼出張期間

2004年3月22日 より 2004年3月31日まで

▼出張先
インド
チェンナイおよびデヴィパトナム
▼研究テーマ
アジアの社会変動−インド少数民族における環境と開発問題を西アフリカの現状との比較考察
▼調査の内容

インド社会が、1990年代にはいり経済自由化の影響下にさらされた政治・経済・環境の各側面においてどのような変容を遂げるのが主要テーマである.
アプローチは,次の2点を重視した。インド全体をマクロ経済およびハイポリティクスの言説紹介などから入る現状分析よりも、特定地域の生業形態の現状把握を重視してみた。もう一つは私が永らく追っている西アフリカの社会変動との比較考察を試みることである。


もっとも今回の調査は、きわめて初歩的な事前調査であり、当該社会(ゴダヴァリ川流域のアディヴァシー(山岳民族)の時系列でみた生業の変化まで踏み込めなかったが、それに関する先行研究を今後分析する必要があろう。

▼発表予定の論文・著書等

いずれ、我が学部の国際学研究にて発表したい。