■公開セミナーは、終了しました。多数のご参加ありがとうございました。■
<企画の趣旨>
政治思想とは本来、劇薬のようなものである。戦争も革命も、テロもクーデターも、それらを正当化する思想があって初めて成り立つ。いや、一見そうした変化のない日常のなかにだって、注意深く目を凝らせば、その深層に言説化されることのない、さまざまな<政治思想>が渦巻いているのがわかるはずだ。
平和で民主的とされる日本のいまは、いったいどんな時代といえるのか。貧困、格差、管理、民主主義、天皇、郊外、共同体、神話、ナショナリズム、アジアなどのキーワードをもとに、第一線で活躍する作家、ルポライター、文芸評論家、政治活動家、社会学者、政治学者を招き、多角的な視点からこの問題に迫ってみたい。
各回ともに、 1 時間の講演ないしトークショーのあと、質疑応答の時間を30分ほど設ける予定である。
国際学部付属研究所長 原 武史
●参加費無料、事前申し込み不要です。 お気軽にご参加ください。
●学内および近隣に駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。
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月日 |
講師 |
テーマ |
第1回 |
10/7 (火) |
雨宮処凛 (作家、ミュージシャン)
+ 高橋源一郎 (国際学部教授)
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「蟹工船」ブームをめぐって |
第2回 |
10/14 (火) |
鎌田慧 (ルポライター) |
「民主主義」的管理主義と管理社会 |
第3回 |
10/21 (火) |
福田和也 (慶應義塾大学教授、文芸評論家)
+ 原武史 (国際学部付属研究所長)
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昭和天皇をめぐって |
第4回 |
10/28 (火) |
鈴木邦男 (「一水会」顧問) |
戦後日本と右翼 |
第5回 |
11/11 (火) |
桐野夏生 (作家)
+ 原武史 (国際学部付属研究所長)
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文学と政治思想の対話1 |
第6回 |
11/14 (金) |
湯浅誠 (NPO法人もやい事務局長) |
反貧困の政治思想 |
第7回 |
12/2 (火) |
重松清 (作家)
+ 原武史 (国際学部付属研究所長)
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文学と政治思想の対話2 |
第8回 |
12/5 (金) |
北田暁大 (東京大学准教授、社会学者) |
現代若者のナショナリズム |
第9回 |
12/16 (火) |
中島岳志 (北海道大学准教授、政治学者) |
アジア主義 |
● 主 催 : 明治学院大学国際学部付属研究所
● 時 間 : 16 : 45 〜 18 : 15
● 場 所 : 横浜校舎
9号館 922教室
● 交通アクセス:JR戸塚駅東口バスターミナル8番乗り場より、江ノ電バス「明治学院大学南門」行きにのり「明治学院大学南門(終点)」にて下車
(乗車約7分) 詳細はコチラ
● 参 加 :参加費無料、事前申込み不要です。
● 問合せ先 :国際学部付属研究所 TEL. 045-863-2267
*セミナーの様子はコチラをご覧ください*